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立ち止まっても、立ち止まっても。

『おれ、一個下の学年になってもーたわw』

そう言って、明るく話す?
明るく振舞う?

彼の姿は、表情は
なんだか清々しく思えた。
どこか吹っ切れたような?
そんな目に見えない強さがあった。

けど、どこか寂しげで、
切なく感じたのは自分だけ?

やっぱりどこかその姿には、
悲壮感というか、
もうやるしかない。

そんな追い込まれた人間が見せる
姿があった。

ーーーーーーーー

大学というと、一個人にとって
非常に自由で開かれた存在。
義務的な要素は、ほぼ皆無。
そんな印象を受ける。
いや、実際、非常に自由な存在なのである。

その反面、
非常に個々人の自主性や自律性が求められるのは
高校までの一貫したクラス制や集団授業制、
集団生活の在り方を学ぶものとは
異質のものになる。

だからといって、大学生活が
自分にとって気持ちの良いものに
素晴らしいものになるなんて限らない。

自主性や、自律性、積極性が問われる反面、
時に、大学って存在は、
ある人にとっては残酷なものになるんだろうって思う。

言ってしまえば、ある程度
自分が大学との付き合い方を見つけてしまえば
気楽で良いんだろうけどね~。

色んな人がいるから。大学って。
生活環境、人間関係、将来、未来、明日の自分。

何が待ってるか。
何を待っているか。
何を求めているか。
内を求められているのか。

なーにんも分かんなくなって、
分かりたくなくて。

結局、置いてけぼりを食らってしまうんだろな…

ーーーーーーーー

僕は、彼と同じサークルに居て
結構、仲も良かった。

一回目に、病んだ時は
そら、も~結構心配して、メールも何回もしたよ。

その甲斐あってか、
彼は戻ってきた。

たった3ヶ月も持たなかったけど…

ーーーーーーーー

二度目に、彼が病んで姿を消した時、
僕は、もーどうすることも出来なかった。

出来なかったというより、
何もしてやりたくなかったのが本音かもしれない。

一回目に消えた時、どんだけ心配してやったと思ってんだ!
お前だけじゃねえんだよ!
悩んでんのは。

引きこもるなんて、
ある意味、余裕があるから出来るんじゃねえの?
結局、弱い人間なんだよ、あいつは


サイテーかもしれないけど、
ほんと内心はそんな感じだった。

人間ってほんとに勝手な生き物だから、
彼は、彼でほんとにすごい悩んでいたのだろう。

けど、僕自身は彼に裏切られた気持ちで一杯だった。
どっちも勝手だった?今思えば。

ーーーーーーーーー

結局、それから一年半が経っていた。
昨日、その彼に会った。

彼は、3度目の復活を遂げていた。

僕は、ただ一言、彼に。

『俺も、お前もこれから!これから!』

『先は、なげ~よーーって^^』 


ーーーーーーーーーー


人間って立ち止まれない生き物なんだなって思った。
立ち止まっちゃいけないんだ。って。
いくら、転んでも、こけても。
擦りむいても、涙流しても。

人間って起き上がりこぶしみたいなもんかw
彼を見てそう思った。

僕は、ここ数年でかなり強くなった。そう思う。
へへへ(笑)

強くなれ。
強くなれ。
僕も、彼も。
もっと。もっと。

君の弱さや強さも~支えるからなんていえたらいいな~♪
BGM:    コブクロ      『YOU』
by narara_lovesong | 2007-10-14 23:55 | まじめに思う。


過去に手を振ってそれぞれそれぞれの道へ…。根を張って上向いてそれぞれそれぞれの道へ…。


by narara_lovesong

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